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- ■ ミツバチの一生 ■
ミツバチの社会のところで女王蜂、働き蜂、雄蜂の役割についてお話をしましたが、ここでは卵から成虫までの生涯のお話です。
- 【 成長の違い 】
卵は女王蜂によって巣房に産み付けられます。少し大きめの巣房には雄を、通常の巣房には雌を産み分け、その後4日目で幼虫となりいずれの幼虫にも3日間はローヤルゼリーが与えられます。しかし女王蜂の候補となる雌の幼虫だけには王台という特別な巣房が用意され、継続してローヤルゼリーが与えられつづけます。サナギとなる時点で巣房に蓋掛けが行われ羽化をまちます。
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卵 |
幼虫 |
サナギ |
羽化合計 |
羽化後の寿命 |
女王蜂 |
3日 |
6日 |
7日 |
16日 |
3〜5年程度 |
働き蜂 |
3日 |
6日 |
12日 |
21日 |
30日〜180日程度 |
雄 蜂 |
3日 |
6日 |
15日 |
24日 |
1〜2ヶ月程度 |
【 ティースプーン1杯の一生 】
一匹のミツバチが一生かかって集めることのできるハチミツの量は、わずかティースプーン1杯といわれています。夏の働き蜂の寿命は40日程度でその内、集蜜期間は10日ぐらいと言われています。
ティースプーン1杯のハチミツに感謝、そしてミツバチさん達に “ありがとう” です。
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