【はちみつ の 効能】
『はちみつ』は濃厚で甘いという印象から、高カロリーと思われている方も多いかと思いますが、実際には砂糖と比較するとカロリーは少ないのです。同じ100gの量で比較すると『はちみつ』の方が100キロカロリーも低い、低カロリー食品です。
食品以外の効能には健康面・美容面の両方で多くの要素があげられますが、代表的なも
のは体内に取り込まれてから素早くエネルギー源として作用することから疲労回復に、また、カリュウムが体内の余分な塩分を排出してくれることから高血圧の予防などがあります。また、『はちみつ』の持つ強い殺菌力が呼吸器系の細菌の増殖を抑えるため、咳止めに有効に作用するともいわれています。
◆『はちみつ』にはごくわずかながら、乳児ポツリヌス中毒の危険性があることから
1歳未満の乳児には与えないように注意して下さい。
- 【はちみつ の 結晶化】
- 『はちみつ』は白く結晶化することがありますが、これは糖類が固まるために起こる現象で、品質が低下しているわけではありません。果糖よりブドウ糖の方が結晶しやすいためです。
ある意味では、『天然はちみつ』は結晶しやすいといえますが、その度合いは『はちみつ』によって違いがありますが、アカシヤなどは結晶しにくい『はちみつ』です。
- また、保存方法によっても結晶の度合いは変わります。冷蔵庫で保存した場合は急速に結晶化が早まります。 結晶化を防止するためにも直射日光をさけた常温での保存をお勧めします。
結晶を溶かすには45度程度のお湯でビンごとゆっくりと湯煎します。60度以上の高い温度で加熱すると『はちみつ』の栄養成分が壊れてしまうので気をつけてください。
【はちみつ の 賞味期限】
『はちみつ』は強い殺菌力のある長期保存食の代表です。古くなり結晶化したものを食べても心配はありません。しかし『はちみつ』の種類や保存環境により異なりますが、2〜5年経つと風味が損なわれます。美味しく味わっていただくため、生産者個々の判断で賞味期限をビン詰から1〜3年をめどに決定しているのが現状です。
当園では全蜜種2年を賞味期限としています。

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